ボルボ740由来

 私きぬのみちは、1978年にフランスで免許を取りました。練習車は、プジョー104でした。アクセルにエンジンがちゃんと応える、素直な車でした。日本に戻ってからも、外国車にいつかは乗りたいものと思っていました。
 
AutoVolta に出会って、最初に紹介されたのが BMW320i カブリオーレ、これは当時往復100kmの通勤に愛用しました(ただし亀の子のように重かった)。次に Benz 500SL という途方もない車、これはやはり到底扱いきれなくて手放し、オート・ボルタ本来のフィールドであるボルボから選んでもらったわけでした。安心して乗れ、目立たず、しかし品位のある時代の、スタンダードなボルボです。
 02年秋、清里に行った時の写真です。ハワイで買ったステッカーその他、べたべたと貼っています。後にいやになって外しました。
 後ろで手を挙げているのは、友人のリルケ氏と、わが妻のひよこまめです。

 同じ場所の駐車場にて。このときは、右後輪の小さなプラスチックキャップが外れたままになっています。後に取り寄せて装着しました。それにしても図体の大きなクルマです(そのくせ取り回しも見切りも抜群にいいのがこれまた驚きです)。
 オート・ボルタの社長曰く、「これはスウェーデンの主婦の日用車です」。まさにその通り、この車は頑丈なだけが取り得、重くて加速はきかず、また左右に振られて、しようがありませんでした。
 そこでネットを検索したところ、"
The world of VOLVO 「Hideの書斎」"というサイトに行き当たり、ここで初めて「モディファイ」ということばとその概念とを知りました。そしてエンジンパワーの向上や、燃費節約のためのさまざまな工夫がなされ、グッズも数多く出ていることがわかったのです。それから私の試行錯誤が始まりました。
 それとは別に、やはり13年も前の車なので、さまざま部品の交換をしているのはやむを得ないところですが、わが家にやってきて一年も経たないころ、ある日の帰宅途中、履いていたピレリ5000の空気が一輪抜けていたのには驚きました。さっそく最寄のオートテックでブリジストンの REGNO GR7000 に交換しました(「はっきりいって前よりよくなります」、と店員さんが言いました。そのとおりだと思いました)。イタリアタイヤはベンベ、ベンツと、どうも相性が悪い感じが続いていましたから(ベンツなど、圏央道で前の車が落としたマフラーを避けきれずに乗り上げ、前輪二本を損傷したことがありました)、逆にゲン直しでよかったかもしれません。
 


おまけ・以前乗っていたBMW320iカブリオレ

 BMW関連のサイトもたくさんあります。しかしこの年式については、さすがに掲載例がありませんでした。この次の年式からは多くなるのです。またこれに乗っていたころは、アーシングだのパワーアップに関する情報もなかったと記憶しています。あれば試したのですが。