2006年7月22日(土) ボルボ240、オイル交換のため入庫
午後、オート・ボルタへ240を持っていく。前からの打合せどおり、5000キロオイル交換。納車時84400キロだったので89400キロが正確なところだが、実際は少しオーバーした。
すでに「Hideの書斎」の記事「Hide的、慣らしでチューン」に従い、エンジンに「当たり」をつけてあるので、交換後のエンジンの調子が期待できる。
オイルはバルボリン10w-40。740のときはあれこれ迷ったが、240に関してはオート・ボルタの社長のお勧めに従う。240ではそれほど重い感じもしないし、耐久性・信頼性もある。
それ以外のチェックすべき点は、
●OD切り替えのタイミング(私には遅いと思われる)、
●ドアヒンジ(開け閉てでギイギイ言う)、
●リヤゲートランプのスイッチ壊れ
●キーレスエントリー(一度チャレンジしたがうまく付かなかった)の再取り付け挑戦
などだ。
オート・ボルタに着き、社長の運転で、中央道に乗ってODのチェックをすることになる。走り始めはもちろん一般道で、ここからもう、細かくアクセルペダルを踏み離し、「いま3速……4速に入りましたね」などと言いながら感触を見る。「こうした古い車は、(ペダルを)パッと離してすぐポンと踏んでやる、これでシフトのスイッチを入れていくんですよ」とアドバイスしてくれる。なるほど、私の乗っているときとは大違いに過不足無くシフトアップ、またキックダウンしていく。「もともとトルクの太い車だし、60キロ位で頻繁にギヤが(3速⇔4速に)切り替わっていたら、かえって運転しにくいかもしれませんよ、燃費はさほど影響ありません」との御託宣だった。
高速に乗っても同じことで、ODに関してはとりあえずお咎め無しということに落ち着いた。要するに乗り方の問題だということだ。
帰りは調布の駅まで送ってもらう。道々社長が運転しながら言うには、「この車は乗っていて気持ちがいい、(コンデンサーグッズの)カミナリというのもなかなか良さそうではないか、ウチの(社用車の)850よりもよく走るんだから、(モデルチェンジだのというのは)いったいなんなのだろうと思ったりもする」。
大変な誉めことばと受け取る。私もずいぶん考えたが、それをベストな調子に仕上げてくれたのは社長だ。社長は自分を誉めていい。
2006年7月26日(水) ボルボ240、オイル交換済み
夕方、オート・ボルタへボルボ240を受け取りに行く。
調布の駅まで電車で行き、社長が社用車の850で迎えに来る。内装、広さ、乗り心地、どうも我が240の方がいいような気がする。合成樹脂っぽくて薄っぺらで、しかしそれだけに却って粗野なエネルギーの美しさを持っていたアメリカン・モダン(ボルボは専ら北米マーケットを照準に合わせていた)が、70年代-80年代としだいに洗練されていく歴史が、2-7-9-8と遷り変わるボルボデザインにも、やはり反映されているのかもしれない。
オート・ボルタでは、ちょうど洗車の終わったところ。オフィスで今回のメンテナンスについて聞く。内容は下のとおり。
●走行距離89634キロ
●オイル交換(バルボリン10w-40)
●オイルフィルター交換(BOSCH)
●テールゲートランプ修理
オイルフィルターは、私がスーパーオートバックスで買って持ち込んだ。こうした部品も、できるだけいいものにしておく。さまざまな相乗効果もあるかもしれないからだ。また、テールゲートランプは納車時にすでに壊れていたことが判明していたので、クレームによるサービス。
それ以外には、WAKO'S(和光ケミカル)の添加剤であるFV、シールコートを入れてもらった。また同じくWAKO'Sのガソリン添加剤FUELを購入した。これはガソリン満タンごとに1本投入し、これを3回続けると非常な効果が現われ、エンジンフラッシングをしたと同様の状態になるという。じつはこうしてエンジンをクリーニングして、それから「減増くん」というグッズを付けてみようかと密かに狙っている。今のところは、なおリサーチの状態。
もう一つ大きなモディファイは、キーレスエントリー(リモコンロックともいう)システムを装着したことだ。このキーレスは、インターネットで知った、姫路市にある有限会社コムエンタープライズの製品。奈良県にあるコンデンサーグッズの嶋田電装といい、関西にはこうしたモノを廉価にネットで提供する小さな会社が多いようだ。確かに、大手有名どころの同様な製品よりも、かなり廉い。かといって、安かろう悪かろうというのでは必ずしもないらしい。ちなみに私は、ネットで調べているうちに、大手よりもこちらを先に知ったので注文したというだけで、とくに贔屓にしたわけでもなければ、値段を比較したのでもない。これらはすべて、後になってわかったことだ。
じつはこのキーレスシステムは納車前整備のときに付けてもらう予定だったのだが、どういう加減か、その際にはうまく行かなかったのだ。事前に240に装着可能ということは確認してあったし、またその手順の実例も写真付きで会社のサイトにアップされていたのだが、やはりクルマごとの微妙な違いや相性というものがあったようだ。このときにはさすがに私も「安物買いの銭失い」かと落ち込みかけたものだった。だが工場の好意もあって再度チャレンジし、いささか工夫も凝らして、今度は首尾よく成功したというわけだ。
さてキーレス本体はキーホルダータイプで小判形をしており、ころんとして手に馴染みやすい。実際に作動させてみると、かなり遠方からでも「ガチャッ」と音を立ててドアロックノブが上下する。またハザードランプがぴかぴかと光ってアンサーバックするのも、昔のレガシー250Tの悪名高いリモコンキー(動作範囲が狭すぎ、また方向が限られる)しか知らない人間にとっては目新しい。
最初はあまりいい顔をせずに、「こういう(クラシックな)クルマは、そのままの(キーで開閉する)方がいいですがネエ」とためらっていたオート・ボルタの社長も、「240でもこうなっていると、なかなかの感じですネ」と言ってくれたので、すこしは私も面目を施せたかもしれない。
次のオイル交換は、95000キロということに決めた。
2006年9月14日(木) ボルボ240、ヘッドライトバルブ交換、オイル交換
松江・山陰スバル松江支店にて
●オイル交換(純正)、走行距離94678キロ
●オイルフィルター交換(持ち込み、ボッシュ)
●ガスケット交換
松江・イエローハット松江店にて
●CATZハロゲンバルブ AZZURRI-WHITEに交換
走行距離が94678キロとなり、前回交換からほぼ5000キロ経過したので、旅先ではあったがオイル交換に踏み切った。オイルフィルターは、近々交換時期が来ることを見越して、すでにボッシュのものを買って準備してあった。ガスケットもフィルターに同梱してあったが、微妙に寸法が合わないということで、純正のものにした。これはほんとうに大した値段ではない。
そもそものきっかけは、旅行に出て一晩走り、朝の中国道を走行していたところに、バルブ不点灯を示す警告灯が突然点いたことにある。すぐに勝央サービスエリアに入って車を止めて確認したところ、ヘッドライトが左右とも点灯しない。ハイビームは点くのだが、ロービームが点かない。ボルボのヘッドライトはヒューズを通していないので、残る原因はリレーか、ショートか。旅行中ではあり、すでに中国地方の山間部に深く入っていていまさら戻るわけにもいかず、このままではトンネル走行にも差し支えるので、緊急にどこかのガレージ、それもボルボを扱うことのできるところに入れる必要が出来した。
手元にある240のサービスブックは91年当時のままのもので、そこに記載されているボルボディーラーや工場が、はたして15年後の現在でも存在するか否かは非常に覚束なかったが、同乗の妻の勧めにより、ともかく最も手近のボルボカーズジャパン、すなわち島根の松江に電話をかけた。幸い電話はすぐに繋がり、女性の声で「はい、山陰スバル松江支店です」と言う。
スパル? ああそうか。すばやく頭を回転させる。「お宅は、まだボルボを扱っていますか? じつは…」「大丈夫でございます、専属の者もおりますので対応可能です」これで助かった。ライトに引っ掛けた洒落ではないが、まさに闇夜に光の思いだった。
米子道に多いトンネルの通過はなんとかハイビームで凌いで、9号線沿いにある、山陰スバル松江支店にたどりつく。大きなボルボの看板も挙がり、ガレージは共通だが、セールスは別棟となっている。サービスブックには、米子に山陰スバルがあって、松江にはボルボカーズジャパンがあるように記載されていたので、それで松江を選んだのだが、こちらもやはりスバルだったのか。ともかく、山陰にもボルボ乗りがいることが、これでわかる。
さて担当のSさんは実にプロのエンジニアらしく、余計なことを一切聞かずにこちらの説明だけですべてを呑み込んだらしく、「それではしばらくお待ちください」と引き受けてくれた。ボルボのオフィスで出してくれたアイスコーヒーを飲んでいる間に診断がつき、「球切れでした」と簡単に結果は判明した。私「えー、でも購入時に換えたばっかりなのに……」Sさん「明るいハロゲンは寿命が短いこともありますよ」私(そういえばあのバルブは社長の買ったワゴンセール物だったらしいし)「仕方ない、しかしここには純正バルブしかないだろうし、純正は暗いでしょう」「暗いです」とSさん、にっこりと即答する。「じゃあそれは市内のどこか自動車用品店で買って交換します、それでお宅ではオイル交換をしてください、時間はどのくらいかかりますか」すると30分ほどだと言うので、そのまま待つことにした。
頃合を見計らってガレージの方にぶらぶら歩いていくと、ボルボは他に、だいぶんくたびれた940が一台のみ入っていた。240のエンジン部分を見ながらSさんが「ずいぶん手を入れてますね、あのステンメッシュのブレーキホースは特注ですか、240であのようなものを見るのは初めてなので」と私に尋ねる。
ステンメッシュのブレーキホース? そんなものつけてくれていたのか? 社長はそんなこと言わなかったぞ。※「いやアメリカなどから取り寄せられるみたいですが、あの、ほんとうについているんですね」プロの、それもボルボのエンジニアが嘘を言うはずがない。それはすごい話ではないか。これであらためてipdに注文しなくても済む。それより何より、これから安心してブレーキングができる。
思わぬ新事実判明は、いわば怪我の功名のようなものだが、嬉しい驚きでもあった。作業終了後はSさんに市内のイエローハットの場所を教えてもらって、そこで今度はしっかりしたメーカーのバルブに交換し、無事点灯することを確認して、一件落着。
当初はもっとややこしい電気的問題で「アッセンブリ交換になります」とか「部品取り寄せと修理のため数日預かります」などと言われることまで覚悟していただけに、むしろほっとしたことであった。沈着に、しかも親切な対応をしてくださった山陰スバル松江支店のSさん、どうもありがとうございました。この場を借りて深くお礼をいたします。
しかし、こんないいディーラーをあっさり切り捨てようというのだから、PAGもとあるサイトでさまざま批判をされても仕方ないところもあるのではないだろうか。
それでオイル交換後の感触だが、同じ10W-40ながら、バルボリンよりも純正(カストロール)オイルの方が、エンジンの回転も音も軽快なような気がする。
後は、前部バンパー左側の留め具が外れてぶらぶらしかかっているのが少々心配なところで、早急にオート・ボルタで見てもらうつもりをしている。
※9/20にオート・ボルタで社長にそのことを尋ねたら、「ブレーキを心配されていたので、ipdに注文して付けておいた、破れなくていいし」とのことだった。こちらが知らなかっただけだったようだ。
2006年9月16日(土)呉市大和ミュージアム駐車場にて
2006年9月20日(水) ボルボ240、バンパー修理、センターコンソール照明修理
●バンパー修理
深大寺のオート・ボルタへ行き、前部パンパーを修理してもらう。留め金が外れていたが、幸いにして脱落はしていなかったので、留め直すのみで済んだ。「当て逃げかもしれないなあ」と社長。自分でも一度自宅駐車場の壁に当てたことがあるので、はたしてどちらかはわからない。また経年劣化をしていたのかもしれない。いまも少々ぶらぶらはするが、まあこれでよしとしよう。
松江のスバルで換えたオイルは、ボルボ純正カストロール100%化学合成油なので、「今のボルボとは違うから、2000キロ持たんでしょう」と社長は心配顔をする。汚れたり減ったりしたらすぐに交換するつもりだ。またこのオイルは軽く薄いので、昔のエンジンに使うとガスケット(パッキング)から滲んだり漏れたりする危険性を社長は心配しているわけだ。それでWAKO'SのFVとシーラントを入れればいいでしょうと言うので、これも注文するつもりをしている。ともかく長持ちをさせたいから。
●センターコンソール照明修理
あとはセンターコンソールの照明が点いたり点かなかったりするのを見てもらった。カバーを外して社長が大奮闘した結果、電球ではなくソケットの劣化のようだ。どうしたかはよくわからないが、社長が工夫をして繋ぎ直し、点灯するようにした。取り外したソケットは、今後の修理のために保存してある。またセンターコンソールの照明は小さな麦球一個の光を反射させて配分し、下に並んでいるスイッチ類を照らすようになっているのだが、それもうまくいっていなかったらしく、「どうしようかなあ」と社長が悩んでいるので、私が「魚を焼くアルミホイルでいいじゃないですか」とアイデアを出し、反射板代わりにした。これは末石さんの240掲示板でヘッドライトレフレクタの応急修理にこの方法を使っていたのを見たことを思い出して応用したのだ。また麦球も緑色のものに換えたので、光は弱いが(ここの照明はあっても無くても実はそれほど影響ない)、なにか昔の航空機の「夜間飛行」のようで雰囲気が出た。240のスイッチ類の黒プラスチックは、昔のエボナイトのような光沢で味があり、そこにかすかに緑色の光が反射するところは、まるでFM東京の名番組「ジェットストリーム」のあの感じだ。
さらにシガレットソケットも締め直したので、ぐらぐらしてしばしば接触不良となっていた挿し込み式HotInazmaもしっかりと固定されるようになって、電気的に信頼感が出た。
社長、お疲れ様でした。レストアしたてのボーンホワイトの240ワゴン、たいへん素敵です。いい引き合いがあることを祈っています。
☆いま(2006.9末)、オート・ボルタには240がたくさん揃っています。お探しの方は、ぜひどうぞ。
2006年10月14日(土) ボルボ240、ケミカルメンテナンス
大学院の会議に出席後、深大寺のオート・ボルタにボルボ240を持ち込む。松江の山陰スバルで換えた純正オイルが、カストロールの化学合成油なので、古いボルボ240のエンジンでは漏れや滲みの恐れがあり、それでWAKO'Sのケミカルを注文しておいたのだ。
オート・ボルタは商売好調のようで、「どういうわけか、(ボルボ240の中では)セダンが先に売れました」と喜びながらも社長はいぶかしむ。
ボンネットを開け、オイル注入口からWAKO'Sのオイル添加剤S-FVとシール剤ESC(エンジンシールコート)を入れる。ついでに燃料系清浄剤のF-1もガソリンタンクに入れておいてもらう。これで次回のオイル交換まで、まずは一安心。
オフィスで休んでいると、社長が「あのキーレスエントリーリモコンはどこの会社のものでしたっけ」と聞く。すぐには思い出せなかったので「私のボルボ240ページで調べればわかりますよ」と答える。オート・ボルタの営業車のキーシリンダが渋くなったのでキーレスにしようかと思ったのだと言いながら、見ている間にその会社のHPのフォームから、一式を発注してしまう。以前は旧車にキーレスエントリーなど装着するなんてと馬鹿にしていたはずなのに、と少々可笑しくなって「注文しちゃいましたね」と言うと、「注文しちゃいました、えへへ」と笑う。「コンパクトで格好もいいし」と言うから、実はけっこう前から付けたかったのかも知れない。
2006年11月5日(日) ボルボ240、タイヤトラブル
11月2日、3日と、泊りがけで木曽路の旅をした。非常によく走り、馬籠−妻籠の間の狭隘な山道もものともせずにコーナリングした。
ところが11月5日、別の用事があって出かける途中、なんだか焦げ臭い匂いがする。待ち合わせ場所に止めてボンネットを開けたが、エンジン回りはなんともない。あらためて車を眺めると、微妙だが止まっている姿のバランスがおかしい。傾いているようだ。足回りを見ると、左後輪の空気が抜けている。焦げ臭かったのは、タイヤが平たくなってタイヤハウスにこすれていたのだ。
もうすぐ出発というタイミングで、なんということだ。こういうときのスキルがからきしだめなので直ちにJAFを呼び、エマージェンシータイヤ(ファイアストン製のなかなか迫力のあるヤツ)に換えてもらって出発、ともかくその日の予定は無事終了した。しかし90キロまでしか出せず、しかも荷物と人を満載しての高速道路運転なので、相当に神経を使った。同乗の一行は呑気に話をして、寝てと、気楽なものだったのがせめてもの救いか。それに、もし出発後にバーストなどしていたら……と考えると、むしろ最高のタイミングだったと感謝しなければ。
解散したその夕刻、ただちにタイヤショップに駆け込む。オート・ボルタのすぐ近くにあるダンロップのショップ「タイヤセレクト調布」を覚えていたのだ。実はこの240のタイヤもそこで揃えたのだろうと推測していたが、後で社長に聞くと、まさにその通りだった。
それはともかく、閉店間際だったが親切に対応してくれて、しばらく調べた結果、「トレッド面に刃物が刺さっていた」というショッキングな診断。「修理もできないことはありません」ということだったが、やはり不安なので「新品のタイヤ1本交換できますか」と聞くと、OKだという。他のタイヤとの使用距離差もまだ問題ないとのことなので、この際取り替えてもらうこととした。
後でオート・ボルタに報告をしたら、社長は「嫌がらせかなあ」と心配してくれたが、しかし嫌がらせでタイヤを裂くなら、刃を入れやすいサイドを狙うだろう。だからやはり、なにかよくよくの偶然で、落ちていた刃物を拾ったとしか思えない。
私はタイヤ運にはあまり恵まれていないようで、ベンツ500SLのときには前の車が落としたマフラーの破片を拾ったし、ボルボ740のときも、また父のレガシー250Tでも、スローパンクチュアで全交換している。240の場合は、これで厄落としとなってもらいたいものだ。
それにしても、近頃のタイヤは、ほんとうによくできているものだ。いきなりバーストなどしないのだから。そして平気な顔で走ってしまい、いよいよまずくなったら絶好のタイミングで知らせてくれるボルボ240もまた大したものだ。
木曽、馬籠宿上駐車場におけるボルボ240オンマニ号雄姿
2006年12月15日(金) ボルボ240、あと200キロで10万キロ
ボルボ240オンマニ号は、あと200キロで10万キロ走行になる。もちろん、私が走らせているのは1万5000キロ程度、微々たる距離だ。
その10万キロで次期オイル交換、すでにボッシュのオイルフィルターも購入済みだ。ちなみに、2万キロでの予定はプラグ交換だ。今度はスプリットファイアのプラチナプラグにしようかと考えている。そうすると6万キロは交換しなくてよいようだ。これにウルトラヒューズ製作元のニッポンエミールでコーティングしてもらえば、鬼に金棒だ。あとは車検くらいのときに嶋田電装の「カミナリ」を交換しよう。コンデンサーには寿命があるそうだから。さらに3万5000キロオイル交換のときに、K&Nフィルターの清掃だ。バッテリーがいつまで持つか。これも次の品の目論見(ブライトスターバッテリー)があるので大丈夫。心覚えまでに書いておく。
それで、このところのインプレッションだが、実に快調。ATも何とかうまく切り替わっている。エンジン音も低いし、よく回る。かつてBMW320カブリオレに乗っていたころの、あの有名な「シルキー・シックス」に近い。こっちは振動の多い4気筒だというのに。電気系、点火系が、無理なくバランスしているのだろう。なにせちょっと加速するだけで、あっというまにぬふわキロになるのだから。
近頃、通勤はもっぱら電車なので、あまり使わないのだが、しかし機嫌よく走ってくれるのはありがたいことだ。気持ちがいいのが何よりだ。
その後、12月24日に10万キロを超えた。
2006年12月21日(木) オート・ボルタとのメール
年末になったので、オート・ボルタに挨拶のメールを送った。すぐに返事が来た。
(私)
お忙しいことと思います。
ボルボ240、あと80キロで10万キロ突破となりました。年末にはもう無理だろうと思いますので、年が明けたら、オイル交換をお願いしようと考えています。
オイルフィルターは購入済みです。ケミカルも入れていただきたいと思います。ガソリン添加剤はネットで注文するつもりです。
それから、シートヒーターは、運転席・助手席とも、どうやら利いていないようです。
車自体は、非常に調子よく走っています。ATの切り替わりは相変わらず遅いです。
どうかよいお年をお迎えください。まずは年末のご挨拶までにて失礼いたします。
(オート・ボルタ)
ご無沙汰しております! 最近ご連絡がなかったので、お元気なのかなと思っていたところです。以心伝心したようでうれしく思いました。
シートヒーターは納車時に作動確認しておりますが、もしかすると「サーモ」がとんでしまったのかもしれません。年明け早々に入庫しましょう!
ミッションは感覚的な問題になってしまうと思います。工場側でもミッションが異常と捉えていませんので、これを解決するにはリビルトを使って交換するしかないと思います。また、シートヒーターで入庫した時に、再度キックダウンワイヤーの確認をしましょう! 240のミッションもこの年式では個体差が出るのも否めない所だと思いますが全力を尽くします。
それではまたご連絡お待ちしております。
たぶん私の考えでは、キックダウンワイヤー調整で何とかなるだろう。切り替わりそのものはできるのだから。カーアップ、カミナリ、ホットイナズマなどの相乗効果により、燃焼効率が上がり、トルクが太くなっているので、ノーマルの調整からややずらさなければならないのではないか、と素人が勝手に推測している。
これにてこのページを閉じ、新年より新しいページに移行する。
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