綾瀬川の土方
1868年(慶応4年)旧暦3月下旬、土方は近藤とともに綾瀬五兵衛新田の金子家を拠点と定め、旧幕の抵抗派を糾合して新選組の再起を期します。
このときにも忙中閑ありで、土方は近くを流れる綾瀬川のほとりで釣りをしますが、その姿を見た土地の娘たちが「役者のようだ」と騒いだという逸話が残っています。
江戸で奉公もして歌や俳句の心得もある土方には、きっと洗練された瀟洒な雰囲気もあったのでしょう。
ボールペン画、ペインターで着色、Adobe PhotoDeluxe で調整。