雷電改

 もちろん、雷電改など現実にはありませんでした。きぬのみちは雷電が非常に好きだったもので、それを生かせないかな、と考えたのです。ずんぐりした胴体はそのままに、カウリングを少し絞り、雷電の欠点だった後方視界を改善し、風防は涙滴型、そして翼は後退翼です。高速制空戦闘機、あるいは局地爆撃戦闘機に使えるようにしました。ジェットエンジンに換装すれば、即 MiG ですね。
 荒巻義雄先生の『紺碧の艦隊』ワールドの機体のつもりです(じつはきぬのみちは登場人物の一人です)。
*その後、雷電は試作から制式機になる段階で、すでに「雷電改」となっており、またそう呼ばれていたということを知りました。これについては、
http://www.warbirds.jp/truth/jack.html
を御参照下さい。