四川チベット |
2001年、2004年と、中国四川省チベット族自治州へ調査に行きました。標高3000メートルの山間高原に豊かなオアシスが点在し、大麦農耕とヤク・牛の放牧が行われています。氷河地形の生活相で、住居はまるでスイスのそれを思わせます。 そのときの思い出が急に蘇り、絵にしてみました。時は9月、収穫した大麦が、家の屋上に挟掛けに干してあります。家は石と木材を組み合わせた校倉造になっていて、漆喰が塗ってあります。屋上には祭壇となっている仏塔形の炉が立っています。これは白い石を立てる風習から発展したものと私は考えています。 2007年9月28日製作。Corel Painter Essentials 3で作成、Adobe Photoshop Elements 4.0で調整。 |