++浅薄日記++


2005年6月の日記


2005年6月7日(火) ☆小泉参拝問題
☆小泉参拝問題
 歴代総理の意見を下敷きに河野洋平が森前総理同席のもとに小泉を諌めたが、小泉は聞かなかった由。
 別の角度から考えれば、郵政民営反対派による小泉降ろし包囲網の一環と捉えることもできよう。郵政反対派、つまり橋本派、つまり親中国派が、中国に手を回し、また韓国ルートにも手を回し、小泉をアジア的に、国際的に孤立に追い込む。小泉が頑なだとして国際的評判を落とし、中国・韓国がそっぽを向けば、それは北朝鮮核開発関連六カ国協議の成否にも影響を及ぼすだろう。それにロシアが同調すれば、アメリカも小泉を見捨てざるを得ない。そもそもアメリカが、極東軍事裁判でA級戦犯を指名して断罪したわけだから。そしてアメリカが「小泉よ、参拝問題ではもう少し穏便に下手に出ろよ」と言う時が、すなわち小泉の政治生命の終わりだ。そして郵政民営化は頓挫する。
 反小泉連は、もうそこまで手を回しているだろう。そして小泉側も、それに対抗する手をすでに打っているはずだ。
No.231


2005年6月23日(木) 沖縄戦終結の日
☆沖縄戦終結の日
 フォーマル用の黒いかりゆしウェアを着用した列席者がいた。
 硫黄島の追悼式で、クールビズ姿で味噌をつけた小泉は、今回はさすがに黒スーツ黒タイ姿だった。
 ひめゆりの語り部たちの話が、どのように繰り返されても、私たちの心に訴えかけるものたり得るためには、どうしたらいいのか。平家琵琶か、あるいはイタコか。それとも、私たち自身の主体的心の持ちようか。
No.232


2005年6月24日(金) アロハシャツとかりゆしウェア
☆アロハシャツとかりゆしウェア
 夏至の後、思い切って開襟シャツスタイルで学校へ行くことにした。汗をかく量が格段に減り、疲れも少なくて、じつに助かる。
 もともとそうしたいとずっと考えていたところ、政府があの省エネルックの二の舞になりそうな、変てこりんな「クール・ビズ」とかいうキャンペーンを始めてくれたので、これ幸いと便乗したわけだ。何と言っても、政府御墨付きでスーツコードを緩和してくれたわけだから。
 それで、どうしようかと考えて、すぐに思い浮かんだのは、フィリピンや東南アジアの刺繍入りオフィシャルシャツ、つまり「バロンタガログ」だ。大体、日本の夏なんて熱帯なのだから、国際TPO的にも申し分ないし、何よりこれがいちばん格好良い。だがこれは日本では売っていないし、ネットでの通販もない。
 では他にないかと思って次に考えついたのが、アロハシャツとかりゆしウェアだった。ともに、ハワイと沖縄ではビジネスユースOKだ。但し、かりゆしウェアはそれほどでもないが、アロハをビジネスユースにするには、いくつかの決まりごとがあるらしい。アロハに詳しいサイトをいくつか調べると、おおよそ下のようなことだ。
 即ち:襟はボタンダウン、形はプルオーバー(前開きではなく被る形)、生地は裏地使い、それゆえ「レイン・スプーナー」社の「スプーナー・クロス」使用のものがベスト、なかでも伝統モデル「ラハイナ・セーラー」パターンならまったく問題なし。
 もしこれに、自身のハワイ見聞を付け加えるならば、パンツはコットンではなくてごく普通のグレースラックス、合わせるに黒革靴と革ベルト、なおアロハシャツの裾はズボンの中に入れる、となる。これで、ホノルルのダウンタウンのビジネススタイルの完成だ。
 それに対して、かりゆしウェアは沖縄県産品であることが条件、開襟で裾は出すような感じだが、ズボンや靴はアロハシャツを着るときの応用でいいだろう。
 さらに調べると、アロハシャツは、ネット通販で「レイン・スプーナー」社から購入することができるので、早速注文。すぐにメールで返事があり、それから二週間とかからずに、簡単に届く。
 かりゆしウェアは、これはこれでさまざまな種類があるようだが、たまたま見つけた久米島産のものがデザインも色も気に入ったので、これも注文。こちらはハワイと違ってだいぶんのんびりしていて、FAXで二回催促、メールで一回やり取りして、ようやく届いた。
 どちらもそれぞれの良さがあり、なにより上着要らずで涼しいし、見た目のバランスも、多年の洗練を経てきただけに悪くない。とくにかりゆしウェアは、小池環境相肝煎りでもあることだし、沖縄県はもっと積極的にキャンペーンすればいいものを。
 それでスーツとネクタイは、それはそれでTPOに合わせて着用すればいい。
No.233


2005年6月25日(土) ☆ボルボほぼ順調
 今日は地区懇談会といって、学生の父母と面談する仕事で登校。
 土曜日はただでさえ交通量が増えるのに、首都高速は永福〜高井戸間で5台の玉突き事故。渋滞に巻き込まれ、おかげで打ち合わせの集合時間に5分遅刻。とはいえ、あの5台に乗っていた人たちは、折角楽しみに繰り出したウィークエンドを台無しにしたわけだから、怒る対象ではなく、気の毒だと思わねばならない。
 ボルボは車検から戻って以来、ほぼ順調。ラジオのアンテナマストはワイヤーを交換して、元通り伸び縮みするようになった。ブレーキランプの接触不良は、渋滞の中で発進停止を繰り返すと、とたんに再発する。まあもう、持病のようなものと考えるしかない。心配だったのは燃費で、車検帰り当初はリッター7キロ行くか行かずという状態で、これではどうなることか、下手にエアフィルター交換などしない方がよかったかと気を揉んだが、先日福島往復をして以来、リッター8キロ強に復帰したので一安心した。コンピュータがアクセルワークをよい方に学習してくれたのだろう。だがそれも、今日の渋滞などに巻き込まれると、またもやどうなるかわからない。再び酷暑の季節も迎えて、エアコンもフル回転だし。バッテリーがそろそろ参りかけているような兆候がなきにしもあらずというのも、気になるところだ。
 
No.234


2005年6月26日(日) 大河「義経」
☆大河「義経」
 「義経!」で観たかった気もする。
 六月で、つまり半年で義仲退場か。早いのか、遅いのか。
 旭将軍贔屓としては、木曾義仲は、あれほど縄文顔でなくともよいかとも思ったが。小澤征悦は、もうちょっと深みと爽やかさがあってもよかったな。神功皇后みたいな冠を被った巴御前役の小池栄子は、がっちり体型だからはまり役か。なかなかよくやったと思う。最後に雑兵の首をねじ折ったのは、当然ながら流石。
 ああ、別にコーナーを作るつもりはありません。
No.235




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