昼から、練馬光が丘公園で開催されている、モンゴル春祭りを見に行く。お蔭で、「新選組!」再放送を見損なったが仕方ない。 わが本務校にもモンゴル人留学生がようやく増えてきたので、こういう情報にも接することができるようになった。 プログラムは馬頭琴、ホーミー他、またモンゴル風スナックの屋台も出ている。駐日本モンゴル大使、横綱朝青龍、旭天鳳その他モンゴル出身力士も多数来ていたのには一驚を喫した。 モンゴル人留学生や就学生たちは、ちょうど都会に出ている日本人の若者が盆や正月に帰省して久々に顔を合わせて久闊を叙するように、この春祭りを機会として集うらしい。 後援はモンゴルにシンパシーとネットワークを持つ篤志家たちが集まった「フフテンゲル(モンゴル語で「青空」)会」、協賛は光が丘商店会、したがって屋台店にもモンゴル関係以外のものも出ているが、この日の儲けはすべて今日の活動費となるという。 別の同様な会のことも知っているが、こうして篤志家ネットワークの奔走に頼らざるを得ないところに、現在の日本・モンゴル交流の歩みつつある姿があるわけだ。 しかしこれもなまじ一元化とかレベルを上げた交流とかを目指すと、近藤調布vs.土方日野のような主導権争い、さらには利権争いになりかねないから注意を要する。粕谷新五郎も「新選組! 第十六回」の中で近藤に対して「そんなものはもう見たくない」と言っていたではないか。
夜は妻と新宿中村屋のインドカレー、ここも「安曇野」つながりで日本近代の縮図だ。後、かんじゃーやーにちょっと顔を出して帰る。
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No.100
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