picturesのうち、一般描き物に、北海道紅葉・松前の夜 1・松前の夜 2を追加した。もうだいぶん前の作品だ。昔、札幌にあった女子大(いまは共学になっているといえば判る人もいるだろう)に勤務していたときに描いた。 当時のマシンは Mac の Performa 5220 というもので、しばらく沈滞していたマックが、久々に打ち出した新機軸で、しかも PowerPC という、鳴り物入りの新機種だった。いや、「の筈」だった。ところがこれが存外に不安定で、すぐに爆弾は出るし、あたかも腫れ物に触るように扱わねばならず、MS-DOS のシンプルな堅牢さを思うたびに、あらためてマック使いになったことを後悔したものだった。マックエヴァンジェリストなどという輩がいるなどとは、とうてい信じられなかった。しかしお蔭で、マックのこともかなりわかるようになったのは収穫だった(とはいえ、理系の人たちのように、頑固にマック以外は信用しない、という風には、ついにならなかった。95以後の WIN ならたいていのことはできるし、こと日本語環境に関しては、圧倒的に WIN に分があると思う)。そのうちユードラとネットスケープを入れてなんとかまともに動くようになり、音楽も結構できたので、それなりに楽しんだ。とくにマルチメディア作成に関しては先進的だったと、いまでも思っている。 それで、このマックに Art School Dabbler を入れて、初めてまともなCG製作というものを体験したのだった。今でも、これと Adobe PhotoDeluxe だけあれば、Painter も Adobe Photoshop もなくても、相当のことはできると思う。いやそれどころか、Win の附属ソフト、ペイントと Adobe PhotoDeluxe だけでも、かなりのことはできる、と自負している。もちろん怖いもの知らずの素人意見だということは重々承知の上だが。 この三作品は、大学祭のときに、絵画コンクールがあったので出品してみたものだ。当時CGなど、まだ珍しい部類だったからかどうかはわからないが、「松前の夜 1」は多分お情けで、佳作に入選した。同時展示の「松前の夜 2」が選に入らなかったのは流石そのとおりだと、審査メンバーの見る目に対して、逆に感心したものだった。
|
|
|
No.26
|
|