あの夕方の黒松の生えた営庭の草原で、ほかの面会人たちが重箱を開いて笑ったりするのを楽しく眺め、われわれもうすく濁った赤酒を呑み、柔らかな風を味ひ うるんだ雲を見ながら 何となく談してゐた 寂かな愉悦はいまだ頭から離れません。

今日の一言CGI Ver.1.04(C)HPサービス

02479